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最近読んだ本。
文化に投資する時代 (カルチャー・スタディーズ) [ 亀田卓 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 自己啓発 > ビジネス哲学
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404円
完全な衝動買いでしたが、本書による「パッケージ感」とやらにまんまとやられたようです。
個人的には、すごくタメになりました。
本文に、
「”運”や”ツキ”は、”志”と”人の縁”を大切にすることで巡ってくる。」
と書いてあったのだけれど、まさにそうだと思います。ナイスキャッチコピー。
また、
「いくらよい映画でも、消費者に観てもらう機会がなければ、よいか悪いかを判断してもらえる機会すらないままに、陳腐化してしまう」
とあったのですが、こちらもまさにそう思います。
どれだけ面白い映画が創れるかよりも、どれだけ多くの人に観てもらえるかの方が重要な気がします。
いくらよい作品でも、もし個人鑑賞に創ったとしたら、まあ個人の作品をどう利用しようが個人の自由なのですが、
その素晴しい作品は個人の中でだけ存在して、個人の中に死んでいく。
それよりも、やっぱり多くの人に観てもらって少しでも観てくれた人の心を動かして満足感を得てもらった方が、絶対に世の中のためにはなるはず。
もちろん、自分が創った作品はたくさんの人に観てもらった方が良いに決まってるだろ!って言う制作者の人が大半だと思いますが、
それでも、どれだけ面白いものを創れるかということを最優先して、その結果面白いものを創れれば、多くの人に観てもらえると信じてる人はホント多い。
個人的な主観かもしれませんが、とりわけテレビ局の制作の人にこういった人が多く見受けられる。
まあでも制作の人はそれでも良いんじゃないの、という人もいると思いますが、
予算管理をするプロデューサーが制作の人から生まれる以上、自分はそれじゃダメだめだと思います。
その組織体制を変えるのであればそれでも良いと思いますが。
作品の良さとそれが商品としてヒットするかは、全くとまでは言わないけれど、やはり別物である。
少しの宣伝もしないままヒットする作品なんて本当に稀だと思う。
テレビは番組宣伝の仕方があまり上手くない。(完全に個人的主観)
でもある意味それは当たり前で、三種の神器のテレビの特性上、その程度の宣伝でもある程度視聴率が取れて、収益も充分だったんだと思う。
だから、今まではテレビの中で宣伝しておけば自然にある程度満足いくだけの人数に番組を観てもらえてたのだろう。
けれど、実際もっともっと施策を打てば、さらに観てもらえる機会を生むことは可能だと思う。
まあ、視聴率が落ちていけば、番組宣伝にもっと力を入れるようになると思うし、そうなったらまた面白そう。
最後に、最近かなりグッときたキャッチコピーを1つ。
「ブランドは 見えない価値を 約束する。」
- 作者: 博報堂ブランドコンサルティング
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/06/13
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 107回
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このキャッチコピーが刺さって買ってしまったコチラの本。
同じように刺さっていただけた方は是非ご一読ください。
ー反骨精神を持つー
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日テレの「歌スタ」という番組を見ていたら、思わぬ発見がありました。
今週の2人目のウタイビトの女子大生シンガー塩原奈美子さん。
彼女が出てきて歌い出した瞬間に、自分の中で何か感じるものがあって、思わずデータ放送で彼女に投票してしまいました。
データ放送がもっと普及すれば、こうやって視聴者が選ぶオーディションも可能になってきますね。
おっと、話がそれましたが、この子を見逃すようであればウタイビトハンターもたいした事ないな、と思って見ていました。
ところがそこはハンターたちも見逃さず、見事歌いきって、井手方式で再び歌ったのですが、やはり彼女には何か感じるものがありました。
もしここでウタイビトハンターがゴメンネ札を上げたら、自分ごときにそんな事が出来るか出来ないかっていうのは別として、
この子がまだ女子大生で無名のうちにアポ取りして、本気でプロデュース的な事をしようかと考えてしまうくらい、何かを感じた。
しかしながら、さすがはウタイビトハンター。
彼らのうちの1人も感じるものがあったのだろう、見事よろしく札が上がってメジャーデビューへの挑戦権を得られました。
彼女が無事メジャーデビューして木山さんみたいに紅白にまで出られたら、なんかちょっと嬉しいです。
ここで何が言いたいかというと、自分は原石を発掘してそれを世の中に広めることにすごく面白さを感じるみたいだ、ということ。
それがもともと自分でも得意だと自負していて、特技もいつもそんなような事を書いてるし、
前に1度メジャーデビュー前のアーティストのサポートをしてた時は、彼らはメジャーデビュー後オリコン初登場4位を記録した。
そんな風に、自分が良いと思ったものが世の中に認められるっていうのはとても嬉しいっていう、すごく単純なことに気づくことができた。
それをもう少し広く深く考えてみると、まだそれほど知られていないけれど
世の中のためになるもの(なりそうなもの)を世の中に広めることによって世界が少しでも幸せになれば、
自分にとってこんな最高なことはない、というところに行き着く気がする。
世の中のためになるものの定義は人それぞれだと思いますが、それでも1000万人の心に届く”世の中のためになるもの”はある気がします。
それは人だったり、物だったり、事だったり色々あると思いますが、いずれにせよそういった世の中のためになるものを広めていきたいと思います。
個人的な好みで言えば、やっぱりエンターテインメントに携わっていたいというのは少しあります。
なので考えてみると、少し話がずれますが、広告で言えば、自分は電通の今のCDC的な仕事は現段階ではやっぱり向いていないのでしょう。
CDC的な思考は素晴しいし、コミュニケーションデザインはどこにいても実践していきたいと思うのですが、もっと自分には適正がある気がする。
まあ、良い意味でも悪い意味でも、自分はかなりのミーハーだと言うことです。
それでもメディアありきで考えたくはないので、完全に個人的な趣向ですが、
自分的には、生活者発想を大事にしながら、エンターテインメント性の高いソリューションを好むクライアントを持つ「営業」が良い。
今のところ、知ってる範囲で選ぶなら、ちょうど博報堂の営業の日野哲也さんみたいなのが理想。※2010年博報堂会社案内参照
ホント一度は自分もKDDIのこの仕事を担当してみたいな。まあ、なかなか難しいと思うけれど。
他にも自分がそういう営業向きだと思うロジックはもっとありますが、ここでは省きます。
とりあえず、たった一つの番組で結構大事な自分の価値観の抽出に成功しました。
この日テレの「歌スタ」という番組もまた、僕のためになるものを僕に広めてくれたことによって僕を幸せにしてくれました。
多分、他にも世の中のどこかしらで知らない誰かも自分と同じように、この番組から何かしらの幸せを享受しているのだと思います。
そういうのって、ホント素晴しい。テレビに限らずメディアニュートラルで考えればもっともっと幸せを届けられるはず。
うん、やっぱり自分が就きたいのは、「咲かす仕事」だ。
咲かす。時代を、そして未来を。
ー回り回り回ってたくさんの笑顔を咲かす。ー
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若干遅いけど、UNIQLOが参加する東京ガールズコレクション。
佐々木希の起用はもはや言わずもがな、素晴しい。
ただ、マリエとの同時起用に関してはちょっと残念。
個人的にはですが、バランスがあんまりよろしくない気がする。
それなら、Rienaを起用してほしかった。
まあ同じPINKYモデルは微妙なのかな。
それにしても、やっぱりUNIQLOの仕掛けるプロモーションはいつも面白い。
今後も要チェックですね。
そういえば、こないだ佐々木希を電車で見かけました。
最初は勘違いかと思っていたのですが、この記事を見て確信しました。
はい、キモいですね。ほっといてください。
マスクしてたけど、めっちゃ目元とかが佐々木希で、そうかなー?とか思ってたのですが、いやまさかなって感じで流してました。
今更ながら、マスクはかなりの変装道具として活用できるって事を思い知らされました。
そちらも皆さん、併せて要チェックです。
ーユニークロ。ー
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ふと、思う。
人は、なんでこの世に生まれてきたんだろう?
あるいは多分、生まれてくることに意味なんてないのかもしれない。
生まれたことに意味を付けるのは、自分自身だって言う人もいるだろう。
けどたまに、それでも考えてしまう時がある。
自分はどうやって生まれたのかなって。
きっと神様が僕に尋ねたんだろう。僕が生まれる、ほんのちょっと前に。
「心と命、どちらか一つはずっと続くようにしてあげるからさ。どっちがいい?」
そして僕は心を選んだんだろう。決して無駄にしないよう、命の大切さを知るために。
『大切』ってなんだか分かるように。
続けて神様は僕に言う。
「腕も脚も口も耳も眼も心臓もおっぱいも鼻の穴も二つずつつけてあげるからね。いいでしょう?」
だけど僕はお願いしたんだよ。「口は一つだけでいいです」と。
僕が一人でケンカしないように、一人とだけキスができるように。
少し不機嫌な顔の神様は、また仕方なく話しはじめた。
「一番大事な心臓はさ、両胸につけてあげるからね。いいでしょう?」
またまた僕はお願いしたんだ。
「恐れ入りますがこの僕には右側の心臓はいりません。わがままばかり言ってすいません。」
僕に大切な人ができて、その子抱きしめる時はじめて、二つの鼓動がちゃんと胸の両側で鳴るのがわかるように。
左は僕ので右は彼女の、左は彼女ので右は僕の。
一人じゃどこか欠けてるように、一人でなど生きてかないように。
「最後にもう一つだけ。『声 』もオプションでつけようか?なくても全然支障はないけど、どうする?」
そして僕はお願いしたんだよ。
大事なことを伝えられる人になれるように、なれますようにと。
心で感じた”想い”をちゃんと声に出して、大切な人にしっかりと伝えられるように。
「そう言えば、生まれる時はこれまでの記憶はなくなるけど、私は君のことを忘れはしないよ。それじゃあ、いってらっしゃい。」
そうして僕は産声あげて、この世に生まれてたんだろう。
あの時あげた僕の産声は、はたして喜んでいたのか、悲しんでいたのか。
それを決めるのが、人生なのかも。
どんな別れがあったとしても、出会ったことには必ず意味があるのだから。
ー出会いと別れの分だけ、強くなるー
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先日、とあるPR会社の業界セミナー&会社説明会に行ってきた。
業界セミナーの方は至って普通のお話で、かなりざっくりとした内容でした。
戦略PRを読んでおけばそれ以上の知識が得られます。
まあ大半の学生は初めて聞く様子で、多くの人がアンケートで”大変参考になった”に○してました。(覗き見)
個人的な意見ですが、本気でPR業界を志すなら戦略PRを読む努力ぐらいはした方がいい。
読んでたら、あのセミナーが大変参考になるなんてことがあるはずがないので。
まあそもそもまだセミナーレベルなので本気じゃないのかもしれませんが。
それよりも気になったのが、この会社の意味の分からない広告批判。
いくら広告会社から少しでもPR会社に引き込みたいからってそれはない。
そこの社長自らおっしゃっていたのは、
「もう広告は効かなくなった。それによってPRが広告に取って代わる存在になる。」と。
おいおいちょっと待てよ、って感じですよね。
広告が効かなくなったら、ホントにPRに取って代わるのでしょうか。
広告が効かなくなったら、テレビCMが減少する。
そうすれば、テレビは衰退していき、視聴者数も減少していく。
この流れは他のどのメディアでも言えること。
でも、PRってそもそもメディアありきの存在だ。
メディアに価値のある情報を提供して、取り上げてもらうのが仕事の1つ。
そして、マスメディアを使って、「世の中の空気づくりをすること」がPRの役割。
よってマスメディアの影響力が減少するのはPRにとっても喜ばしくないはずだから、広告会社をもっと応援・協力すべき立場にあるはず。
戦略PRではだからこそ、あえて広告とPRの垣根は無くなるし、共存していかなければならないと言っているんだと思う。
自分もこれにはホント同感。
それなのにこの会社は大丈夫か?と思いながらも、もう少しこの社長に色々と聞いてから判断するかと思い、質問しに行きました。
僕)質問よろしいですか?
社長)いいよ。
僕)広告が効かなくなったら、マスメディアの影響力が減少してそれに接触する人も減り、PR効果もなくなるのではないでしょうか。
もしくは、他に影響力のある媒体に取って代わるだけなのでしょうか。
社長)そうだね。フリーペーパーとかさ。これからはパーソナライズ化して考えてく必要があるね。
僕)・・・なるほど。ありがとうございました。
PRは世の中の空気づくりをすること。
なのに、マスメディアに取って代わる媒体で最初にあがるのがフリーペーパーて・・・。しかも、それも広告収入で成り立ってる媒体じゃん。
それに、今の世の中がパーソナライズ化しているからと言って、それに合わせていったら世の中の全体の空気はつくれないと思いません?
もちろん、狭く深く刺さる媒体を探すことも重要だと思いますが、自分は例え世の中がパーソナライズ化していく中でも、
流行りを生み出す何かしらの共通項を捉えてマスメディアを有効活用して空気づくりをするのが大事なのではないかと思いました。
最後まで矛盾だらけだった、とあるPR会社の社長。
こんな会社に良いパブリックリレーションズを構築できるとは思いません。
今回で、こういう考え方の違う会社には絶対に行きたくないと思った今日この頃。
ーシナジー効果を生むことを考えるー
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最近、やたら増えてきたセクシー系のお笑い芸人。
その中でも注目しているのが、魔女っこというコンビ。
正直、ネタはMAXつまらないです。つまんな過ぎて逆に笑います。
しかしながら、圧倒的な惹き付け力があり、思わず最後まで見てしまう。
普通に2人とも可愛いし、エロい。
テレビ的には、つまらなくても見られたら勝ちなので、とりあえずこの2人はいずれそこそこ出てくる気がします。
そのうち、
みたいな企画もあるのでは。
ネタ的にはスベるけど、結果的に見ちゃう可能性が高いはず。
ちなみに、魔女っこの方がさわやかで、チェリーパイよりも下品じゃないです。
そういえば、堀江さんのブログで2番目に売れたのが、なんとAVだったらしい。
後ろめたさに負けてなかなか表に出さない人が多いけど、やっぱりエロはいつの時代も大人気なんだな。
テレビ大阪制作でテレビ東京で流れている「おねがいマスカット」みたいな番組がもっと増えてほしいと思う今日この頃。
自分がこういう番組をつくりたいというわけではないけれど、こういうエッジの効いた番組がもっとあっていいと思う。
最近はどの局も同じような番組をつくっていて、そこら辺はちょっとどうなのよって感じ。
入社試験ではあれだけクリエイティブを求めてくるのにね。
ホント規制なんかに負けてる場合じゃない。
ー笑い+エロ=視聴率ー