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あの人は頭が良い。確かに正しいことをいつも言っていると思う。
でもなんとなくそれを受け入れることが出来ない。
そんな経験を誰もがしたことがあるだろう。
例えば、仕事で何か失敗をしてしまうとする。
その時、上司がその理由を述べて怒る。
それはまさに正論を言っているのかもしれない。
でも、部下はなぜか気に食わない様子だ。
なぜならそれは、その上司にあるスキルが不足しているからだと思う。
そのスキルとは、人を納得させられる力である。
思うに、正論を言う人が優秀なのではなく、納得させられる人が優秀なのだ。
語弊がないように言っておくと、部下に気を使って気に入られるようにあまり怒らないという意味ではない。
しっかりとしたスキルがあって怒れば、どれだけ激怒したとしても部下は絶対に受け入れる。
ロジックも大事だが、そこに感情を排除してしまうとおかしなことになってしまう。
なぜなら、人間は多かれ少なかれ必ず感情に左右される生き物だから。
良い意味で強引に相手を納得させられるのが最強のユニークネスになるはず。
ー「反論出来ない正論=納得する要因」ではないー