「人のために仕事をすること」と、「人のためになる仕事をすること」。

両者は似ているようで、実際は全然意味が違います。

個人的に、前者は

1、偽善者的で自己満足な発言である

2、主観的で押し付けがましい「人のために」なので、結果として人のためになっているかどうかはわからない

3、”人のためになる”というのは判断軸であって、自らそれを標榜する必要はない

という以上、3つの観点からこの発言をする人をとりあえずは信じないようにしています。

人のために仕事をすることを謳う人は、それなら自分の身を削ってまで本気でボランティア活動をしろよって思う。

それを実践している人しかこれを発言する資格はないと思います。僕にはまず無理だ。

じゃあ自分だけが利益を得て、人のためにならなくても良いんだという利己的な考え方を支持しているわけでは決してありません。

ただ、人のために仕事をすることが目標であり、人のために仕事をすることが結果である事に対して、本当にそう思ってるのかという疑問が浮かぶだけです。

僕は後者の「人のためになる仕事をすること」を支持するような考え方を持っています。


人のためになる仕事をするということは、どういう仕事をするかという事を決定する際に”人のためになる”という判断軸を持つという事でもある。


自分が人のために仕事をしようがしまいが、そんな事はどうでも良くて、自分自身は楽しみながら仕事をして

結果として自己満足で終わらず、自分の仕事が人々が抱える問題のソリューションになっている事が重要だと思うのだ。

それは決して人のためというわけではなく、本質的には自分のため。

それでも、自分自身だけのためになる仕事をするのではなく、人のためになる仕事をする事が大事なんだと思う今日この頃。

カッコつけず、それでもカッコいい事をしていきたい。

ポッチとな

ー自分のために、人のためになる仕事を見つけるー