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今月の「日経エンタテインメント!」によると、テレビ業界を目指す上で、知っておくべき3つの数字があるらしいです。
1つめが、「”3,8万円”」です。
民放の番組は一見、無料で見られているかのように見えます。
しかし、NHKを除く民放の番組は広告料で作られていて、普段僕らが買う商品などの値段には広告費として少しずつそれが含まれています。
なので結果として僕らは間接的にお金を払ってるということになるわけですが、その額が年間なんと3,8万円。
少なくともNHKの年間の受信料よりも高いです。
気づかないところで案外高いお金を払っているので、もとをとるためにテレビを戦略的に見るのもありかもしれません。
2つめが、「”122局”」です。
全国のテレビ局の総数127からキー局5局を引いた数字だそうです。
全国には意外にたくさんのテレビ局があるということも知っておいた方が良い事実らしいです。
3つめが、「”5000万台”」です。
地デジ開始時点で使えないアナログテレビの残留数だそうです。
つまり、現在の半分ぐらいが見れなくなるといういわゆる地デジ難民の出現です。
このままでは、テレビビジネスは完全に縮小してしまうのでテレビ局側も黙ってはいないだろうし、
それどころか、政治側ももちろんこのままではいられないだろう。
それにしても就活前にこういう情報を収集することは大事だと改めて思いました。
本気でその業界・企業を目指すなら、多少の予備知識は絶対に必要。
自分が採用担当だったとしても、自社のことを少しも知らなかったら、やっぱり本当に行きたいのかどうか疑わしいと思うのが当然。
もちろん予備知識はたくさんあるに越したことはないだろうけど、それによって知った勘違い君になってしまうのだけは避けたい。
基本的にテレビ局でアルバイトしてたっていうのは言わない方が良いとよく言われるのは、
アルバイトしてたからといって、テレビをすべて知ってるかのような口調で話す(あるいは話さずともにじみ出ているのかもしれないが)からだろう。
どれだけアルバイトをしていたとしても、所詮はまだ学生。
自分の身分をわきまえて、僭越ながら物を申すという姿勢が大事だと思う今日この頃。
ー本気度は態度で示すー