2007-11-14 ガタン、ガタン。 大都会の真ん中を淡々と走り続ける無機質な箱の中で、僕は知らないおっさんが言っている言葉に耳を傾けた。 「ツラいときこそ笑顔でな。誰もがそういう時、眉をひそめるんだ。そういう時こそ、笑顔になれば余裕が持てるもんだから。」 おっさんは言った。無機質な箱の中で放たれたおっさんの言葉はとても温かかった。ポッチとな ー変えられるものをプラスのエネルギーにー