ストレートだけど、結構ささった年賀状のCM。

「年明け年賀」篇

ちなみに、年賀はがきの販売枚数は1999年の42億枚をピークに、その後は年々減少していて、今年は約36億枚。

一方、今年の発行枚数は42億枚で、6億枚近くが売れ残っているらしい。

販売枚数は前年度とほぼ同じ水準を保てたらしいが、発行枚数を増やしたため、売れ残りは前年より1億枚以上増えるのはほぼ確実だという。

なんで年々減少しているのに、今年は発行枚数を増やしたのだろう。

全くもって、紙がもったいないですね。

確かに、手書きで手間をかけた方が”あたたかなつながり”はあるとは思うけれど、

それでもやはりメールで済ませてしまった方が、若年層にとっては良いと思ってしまう。

そもそも、いくらCMを見てそのCMが良いと思っても、具体的な行動にするのはまた別の話である。

なぜなら、CMを見て素晴しいと思う時間は費やせても、自分が年賀状を書く時間は費やせないからだ。


いくらコンテンツが良くても、それが直接売り上げに繋がる訳でもないのだと思う。


年賀状に対するイメージはアップしたかもしれないが、本当に現代社会は時間の奪い合いだ。

もっと具体的な行動に移すためのメリットがなければ、絶対に年賀状は書こうとは思わない。

再び自分のライフスタイルに踏み込んでくるような、衝撃的かつ絶対的な訴求がなければ。

それがまだ見つかってない分、”年賀キャンペーン”はまだまだ面白いことが出来そうではあるのだけれど。

ポッチとな

ー分析×想像=創造ー