将来。

僕は自分が将来何をしたいかという目標が

これと言ってまだ確立されていない。

それについてどう思うかは人それぞれだし、意見を押し付ける気もない。

将来の事は早く決めた方がいいという人はそれでいいし、まだ将来のことを気にするのは早いというのもまたしかりである。

ただ、僕はどちらかを選択するならば、後者だろう。

テーマを決めることはそれに向かって進むための最短ルートが見つけ出せるかもしれない。

しかし、それはあくまで自分自身の思考上に敷かれた最短ルートである。


さらに、テーマが明確であると、融通性を欠く。


悪く言ってしまえば一種のモラトリアム人間な時代であるのかもしれないが、

まだこの先、色々な可能性に満ち溢れた学生生活の中でその融通性を欠くことが良いことだとは決して思えない。

その不確定要素をたくさん含んだ最短ルートを何にも寄せ付けず進むよりも、

色々な経験をして、色々な人に出会い、色々な喜びや悲しみを経験して

まずは自己として成長していくことが先決なのではないだろうか。

ポッチとな



ーモラトリアム ブルーな空に向かってー